エンジンブロー対応 No.1[マジェスティ125]
家から数十メートル走ったところで下から”ギューーーーーッ”となった後エンジンがストップ。
セルを回すと「ウっ・・・」な状態。
キックは固く踏めない。

押して家まで戻る。


オイルは規定量入っているし・・・水も大丈夫と言うか焼けるほど走ってない。

プーリー?と思ってプーリー見てみたが異常なし。

シリンダーヘッドの焼き付きかと思いばらし始める


カウル類取る


メットイン取る


エンジンを取る


抜け殻


シリンダーヘッド20年物とは思えぬキレイ


Amazon
AZのFCR-062を1年間毎給油投入していた効果だろうか


やはり煤無し


水路は前回洗浄しているが汚いですね


シリンダーヘッド焼き付いてないどころかキレイ


シリンダーもキレイ

なんやねん!?と思って発電機をくるくる回そうとしたらゴリゴリ
クランクか・・・

クランクは在庫持ってないので手配

数日かかるので整理して保管


酷いものだ(笑


エンジンに水やゴミが入らないように・・・


エンジンパーツはここへ格納


数日後クランクが届いたのでクランクを取るための作業を開始

とその前にクランクを動かしてみたらスムーズに動く・・・

なんやねん!?

取れないパーツもあったのでこのまま行こうと判断

念のためクランクが不具合ないか念入りに確認するも見受けられず・・・


エンジンを組み立て、続きは明日。



[マジェスティ125]水冷系交換しました
Yamahaマジェスティ125
水冷系交換します。

前回遠出した際にオーバーヒートしました。

原因を絞り水温センサーだと言う事で今回は交換作業をしました。

〇購入したもの





〇届いたもの


発注後届きました。


海外発送で結構日時がかかりました。

〇作業風景


2度目なので慣れましたが、結構手間です。
特に色々電気配線を増やしているので地味に面倒です。


ここにファン制御用水温センサーがあります。
カプラに短絡SW用配線を新設しているので余計な配線が付いています。


新旧比較です。


古い水温センサーのネジ部の径です。
15.5mmの様です。


今回手配した水温センサーのネジ部の径です。
15.5mmでほぼ一緒です。


古い水温センサーの出ている部分です。
16mm


今回手配した水温センサーの出ている部分です。
11mm
5mm短くなってしまいます。
水温を認知できるか気になります。


ラジエーターのネジ部汚れ無し


新しい水温センサーを取り付けました。
しっかりついてます。


カプラも難なく接続可能。

サーモスタットも交換します。


新旧比較
予想ではサビサビの塊が出てくる予定でしたが、水路もサーモも錆びなくきれいでした。
前回実施したサンポールサビ除去が効いているのかと思います。
ウォーターポンプも開けて確認しましたが一切サビ汚れ無くきれいな状態でした。




サイズまんま一緒で水温センサー同様ポン付けで大丈夫でした。く


元々の水温センサーは「98-ON」と記載あり、新しい方は「85度でONになるもの」です。
本来より13度早くファン動作すると言う事になります。

サーモスタットは60度で開くものの様です。

動作確認をしました。

アイドリングで水温確認していきました。

水温計のセンサーの設置場所を間違えていたのでアイドリングでも22度以上水温上がらず。
突然水温上昇「65度」。サーモスタットが解放してお湯が回ったタイミングだと思います。
その後は安定して上がっていきファンが動作したのは「83度」

ちゃんと動作するようになりました。

交換前はエンジンを掛けて少しするとLLCが減り始める(サーモスタットが開いたと思われる)
交換後はエンジンを掛けて少しではLLC減らず
水温が60度を超えたあたりで減り始める(サーモスタットが開いたと思われる)

交換前は水温異常が表示されLLCが吹き出ししました。
交換後は83度でファン動作
ファンの冷却によりグングン水温下がる。
オフ時の水温は確認してないですが後々確認します。

今回の交換は成功です

これでオーバーヒートは防げるだろうと




[マジェスティ125]冷却水系サビ対応
オーバーヒートの原因追及のためにLLCを抜いた際にドレン口が詰まっていた事から対応をする事としました。

2023年3月に中古入手して、ちょいちょい手を入れて良くしていますが、色々不具合ありで困っております(笑


冷却水交換は今回で3度目、1度目は水洗いのみ(4/10)、2度目はクエン酸洗浄(8/30)。

この短期間でドレン口が詰まるというのは異常事態。

巷で有名なサンポール洗浄を実施することにしました。



ダイソーの「ナイス」でもよいのですが、最近見かけません。

ペットボトルでサンポール割を作ります。

適当ですが、10倍ほどで薄めました。

給水口に満タンまでサンポール割を入れます。

エア抜きはしません。

理由はどうせ泡立つから

ラジエーターキャップを閉め、エンジンを掛けます。

70分ほどアイドリングさせました。

その間、カウルを再塗装。ウレタンクリアも実施しました。

ラジエーターキャップを開けるとサンポール泡が噴き出るので開けてはいけません。

リザーバータンクに黒々した汚水が増えていくと思うのでその度合いをみつつ作業をします。

危ないですが、今回は固形のサビ等を強制排出したかったので圧がかかったままドレンボルトを抜き取りました。

勢いよく汚水が排出されます。

チョコレート色の泡立った水が・・・



そこに残った固形サビ。

サンポール割をお代わりし、30分回しました。

排出後は水道直結で中の水を入れ替え、ドレン締めて水のみで循環。水道直結で入れ替え、ドレン締めて水のみで循環と2ターン繰り返したうえでLLCを補水しました。

奇麗になったと思いたい・・・

水温センサー交換時LLC排出しないといけないのでその際次第で追加作業とします。


※LLCは下水に流してはいけません。



高吸収ポリマーをビニール袋に大匙2~3程度入れ排水を入れるとゲル状に固まります。

地域指定のごみとして処分できます。

私の地域では燃えるゴミで排出できます。




[マジェスティ125]オーバーヒートの調査と対策
前回60km離れたところへ行く途中の30kmほど走ったところで水温異常表示とLLCの吹き出しについて調査と対策を講じました。

当時、比較的暖かい気候で日が出ていた。

渋滞にはまっており、30~40分ほど走っては止まって走っては止まってを繰り返していた。

水温異常・吹き出しが発生した時、停止時エンジン停止・始動前エンジンONを繰り返していたら水温異常は消えた。

流れに沿って走っている時は水温異常が点灯しない。

これらの事からラジエーターファンが動いていないと推測しました。



ラジエーターファンまでアクセスするにはフロント部のカウルを全はがししないといけないので非常に面倒です。

ラジエーターファンに直接DC12Vを流すと元気に回転をする。

初めてラジエーターファンの音を聞いたので今まで動作していなかったものと思われる。

水温センサーをバイパスして動作するか確認。

通常動作する。

水温センサーの不具合と認識。

LLCを全抜きするが、以前同様ドレンを開けても排水されず、棒を指すと排水される。

鉄さびがひどいものと思われる。



汚れはなかった。確認も面倒なので交換品の手配をすることにしました。


動作値86度


ネジ径17mmギリいかない

端子は二極性(ネジアースではない)

上記に合致するものを探すと



これが合いそう。

レビューにマジェスティ125に交換したと記載あり。

ポチりました。

そのまま組むと交換するまでに何か起こるのも嫌なのと、この先な不具合起きた時も困るのでバイパススイッチを追加しました。



バイパスは成功し、スイッチ操作でラジエーターファンが動作するようになりました。

水温センサーは到着次第交換実施予定です。

吹き出し原因はキャップの締めが甘かった様です(汗




[マジェスティ125]エンジンフラッシングしました
前回ベルハンマーセブンを添加しいい加減走ってました。

FCR-062も燃料添加し続けているのでフラッシングとオイル交換を実施しました。




準備した物

・モリグリーン エンジンフラッシュ


・適当なオイル


・メインのオイル


・呉ディープクリア





作業

軽く暖気をしてからオイルを抜き出します。


黒というより茶色

錆交じりでしょうか・・・

固形物は見当たりません。

エンジンフラッシュ適量と適当なオイルを1.2L投入


20分間アイドリング

抜き出します。


最初のうちはキレイに見えましたが結局茶色。たった20分でこれだけ汚れが出てきました。



新しいオイル+ディープクリアを投入して終了。

テスト暖気中、エンジンノイズが減った気がする+エンジン回転数が安定している気がする。

実際に走ってみたらエンジン音が全く違う。スロットル開きからの加速の感じも全く違う。

もっと早くからオイル側の管理もしておけばよかったです。

エンジンオイル交換は、故障予防です。人で言うところの定期健康診断。

定期的に状況確認を兼ねて実施しましょう。



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