[マジェスティ125]冷却水系サビ対応
オーバーヒートの原因追及のためにLLCを抜いた際にドレン口が詰まっていた事から対応をする事としました。

2023年3月に中古入手して、ちょいちょい手を入れて良くしていますが、色々不具合ありで困っております(笑


冷却水交換は今回で3度目、1度目は水洗いのみ(4/10)、2度目はクエン酸洗浄(8/30)。

この短期間でドレン口が詰まるというのは異常事態。

巷で有名なサンポール洗浄を実施することにしました。



ダイソーの「ナイス」でもよいのですが、最近見かけません。

ペットボトルでサンポール割を作ります。

適当ですが、10倍ほどで薄めました。

給水口に満タンまでサンポール割を入れます。

エア抜きはしません。

理由はどうせ泡立つから

ラジエーターキャップを閉め、エンジンを掛けます。

70分ほどアイドリングさせました。

その間、カウルを再塗装。ウレタンクリアも実施しました。

ラジエーターキャップを開けるとサンポール泡が噴き出るので開けてはいけません。

リザーバータンクに黒々した汚水が増えていくと思うのでその度合いをみつつ作業をします。

危ないですが、今回は固形のサビ等を強制排出したかったので圧がかかったままドレンボルトを抜き取りました。

勢いよく汚水が排出されます。

チョコレート色の泡立った水が・・・



そこに残った固形サビ。

サンポール割をお代わりし、30分回しました。

排出後は水道直結で中の水を入れ替え、ドレン締めて水のみで循環。水道直結で入れ替え、ドレン締めて水のみで循環と2ターン繰り返したうえでLLCを補水しました。

奇麗になったと思いたい・・・

水温センサー交換時LLC排出しないといけないのでその際次第で追加作業とします。


※LLCは下水に流してはいけません。



高吸収ポリマーをビニール袋に大匙2~3程度入れ排水を入れるとゲル状に固まります。

地域指定のごみとして処分できます。

私の地域では燃えるゴミで排出できます。




[マジェスティ125]オーバーヒートの調査と対策
前回60km離れたところへ行く途中の30kmほど走ったところで水温異常表示とLLCの吹き出しについて調査と対策を講じました。

当時、比較的暖かい気候で日が出ていた。

渋滞にはまっており、30~40分ほど走っては止まって走っては止まってを繰り返していた。

水温異常・吹き出しが発生した時、停止時エンジン停止・始動前エンジンONを繰り返していたら水温異常は消えた。

流れに沿って走っている時は水温異常が点灯しない。

これらの事からラジエーターファンが動いていないと推測しました。



ラジエーターファンまでアクセスするにはフロント部のカウルを全はがししないといけないので非常に面倒です。

ラジエーターファンに直接DC12Vを流すと元気に回転をする。

初めてラジエーターファンの音を聞いたので今まで動作していなかったものと思われる。

水温センサーをバイパスして動作するか確認。

通常動作する。

水温センサーの不具合と認識。

LLCを全抜きするが、以前同様ドレンを開けても排水されず、棒を指すと排水される。

鉄さびがひどいものと思われる。



汚れはなかった。確認も面倒なので交換品の手配をすることにしました。


動作値86度


ネジ径17mmギリいかない

端子は二極性(ネジアースではない)

上記に合致するものを探すと



これが合いそう。

レビューにマジェスティ125に交換したと記載あり。

ポチりました。

そのまま組むと交換するまでに何か起こるのも嫌なのと、この先な不具合起きた時も困るのでバイパススイッチを追加しました。



バイパスは成功し、スイッチ操作でラジエーターファンが動作するようになりました。

水温センサーは到着次第交換実施予定です。

吹き出し原因はキャップの締めが甘かった様です(汗




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